和気町の新米移住者の日常コラム

自然豊かで災害の少ないの場所を求めて、2023年の暮れ、商工業のさかんな東大阪から和気町に単身移住してきました新宮なつみです。移住を検討されている方に、リアルな情報をお届けできればと思います。

私は車を所持していないので、和気町の中でも、自転車で生活が完結するエリアを選びました。

4人家族が住める大きさの中古戸建に、詰めれば3台ほど車が停められる庭、ちょっとした家庭菜園スペースがあり、小さな裏庭でボリスブラウンという種類の雌鶏を2羽飼っています。

まだ夏を経験していないので冬だけお伝えすると、大阪と比べて気温は5℃ほど低いです。雪が積もるほどではありませんが、真冬の朝方なんかは氷点下5度くらいまで気温が下がる日もあるので、水道管の凍結対策が必要です。

和気駅から自転車圏内には、スーパー、100均、衣料品店、ドラッグストア、コンビニ、郵便局、ジム、温泉、プール、登山・サイクリングロード、遊具エリアなどなど、「田舎にしては、ちと充実しすぎでは?」と言えるほどたくさんの施設があります。

アマゾンも翌日届くし、光回線も契約業者は限られましたが問題なく使えます。スマホの電波も問題なし。これといって不便さを感じることはありません。

強いて挙げるなら、カフェの閉店時間が18時頃と早いことでしょうか。大阪では深夜まで開いているチェーン店も珍しくないですが、和気に来てからは軽飲食のお店は夕方に閉まってしまうしファストフード店もないので、夜は自然と家で過ごすことが多くなりました。とはいえ、大阪にいる頃からインターネット三昧の生活をしていたので退屈だとかということもなく、家庭菜園やDIYの時間が増えた以外は、私自身のライフスタイルはそこまで大きくは変わっていないかもしれません。

新宮なつみ 35歳
大阪府 東大阪市出身
大阪芸術大学短期大学部を卒業後、ニュージーランドへワーキングホリデーへ。帰国後、教育業(塾講師)・飲食業等を経験後、フィリピンのセブ島にある英語学校の駐在勤務を得て、2023年12月地域おこし協力隊として和気町に移住。
趣味は資格勉強。危険物取扱管理者、応用情報技術者試験、登録販売者、簿記、小型船舶免許二級など、ジャンル問わず。最近の興味ごとは宅建、建築士、アプリ開発や家庭菜園。