今年度から、和気町ファンクラブの告知物で使われている「活版印刷」について少しお話をしたいと思います。
活版印刷は、「火薬」、「羅針盤」と共にルネサンスの3大発明にも数えられている偉大な発明で、これにより今まで写本(手書き)で高価だった「本」を多くの人が手に取り読むことができるようになりました。
現在は、デジタル印刷の普及により衰退している印刷技術ですが、凸版にインクを乗せ紙に押し付ける印刷方法のため、印刷された面にはくぼみができそこの手触りがとても良いのです。

写真のポストカードですが、メジュームインクという透明なインクを使った印刷で文字の部分だけが凹んでいて、色を使わなくても文字を表現できるというのも活版印刷の魅力です。
このポストカードを見かけた際は、手にとって触り心地を確かめていただければ嬉しいです!
こちらのポストカードは、和気町の観光案内所にありますので和気町にお越しの際は立ち寄っていただければ嬉しいです。